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とりあえず、芸能・ドラマ・社会ネタを多く扱っていきますミャ★。よろしくお願いします。


by gtt1469
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「対比」「対立」のおもしろさ(1)

「上戸彩」

世間には様々な「対比」「対立」が隠されているように思います。「対比」「対立」をうまく使えば、色々な場面で新鮮さがまします。
具体的に上戸彩さんの例をあげて、「人間の魅力」を考えてみたいと思います。

女優の上戸彩さんは、「第七回全日本国民的美少女コンテスト」で、審査員特別賞を受賞されました。
ところが、「金八先生」のドラマでは、性同一性障害の中学生役を演じました。
性同一性障害というのは、身体は女の子でも、心は男の子で、自分の身体に違和感を覚えているような状態です。
美少女コンテストで受賞するほどのかわいい女の子なのに、男役を演じたのです。
実は、彼女が一気に世間の注目を集めたのはこのときです。
女の子なのに、男の子以上に男の子役を上手に演じました。
かわいい女の子が、かわいい女の子役をうまく演じても、新鮮さや驚きはありません。
彼女が注目を集めたのは、ボーイッシュでもガーリッシュでもなく、ボーイッシュ+ガーリッシュを見事に成し遂げたからです。
彼女自身が、雑誌のインタビューで「あのドラマのときは、日常生活でも、声が低くなったり、パンツしか買わなかったり。男の子みたいな生活をおくっていました」とコメントしています。
女の子なのに、徹底的に男の子の視点を取り入れたわけです。
自分が女の子なのに、完全に男の子になることは簡単ではありません。
誰にでもできることではないのです。
誰にでもできないことをできることが「才能」なのでしょう。
誰にでもできないことを拒否せず、挑戦できる人が魅力的なのでしょう。
そんな女優は彼女の年代の人ではそう多くはいません。
だから、彼女は貴重な存在です。
誰にでも真似できない存在です。
仕事もどんどんまかされるようになります。
初の映画主演作「あずみ」では、見事に主役を演じました。
「貴様〜!!!!」とか叫びながら200人を滅多切りにしていきます。
美少女のイメージとはかなりかけ離れています。
自分らしさも大切ですが、自分らしくないことも同じくらい大切だと思います。
たまには自分のイメージを壊すような遊びをしてみると、魅力的な人間になれるのかもしれませんね。
by gtt1469 | 2004-11-18 23:28 | 対比・対立