とりあえず、芸能・ドラマ・社会ネタを多く扱っていきますミャ★。よろしくお願いします。


by gtt1469
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★日本テレビ 11年ぶりの3時間特別ドラマ★

◎画面の右端の下の方に、ライフログを設置いたしました。ここを見ている20代のみなさんや、これから大学生になろうとしている方、今、大学に在学中の方などにおすすめの本です。1日で読めますから、ぜひ、お勧めしたいと思います。もちろん、社会人の方にもお勧めの1冊です。

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 今日も、昨日に引き続き、新春の特別ドラマをBLOGしてみるミャ★ 今日、BLOGするのは、1月4日放送(21:00〜:日本テレビ)の「向田邦子 新春スペシャルドラマ 冬の運動会」です。ちょうど、同じ時間帯にフジテレビで、「救命病棟24時」が放送されるので、多くの人がそっちを見る気がいたしますけど、あえて、向田邦子さんのドラマの方を推薦してみますガー。

 そもそも、gttは「阿修羅のごとく」を始めとして、向田邦子さんの作品は個人的に好きなのです。まずは、このドラマのキャストですが、V6の岡田准一君・長谷川京子ちゃん・植木等さん・國村隼さん.樋口可南子さん・寺島しのぶさん・井川比佐志さんの豪華キャストなのですガー。ただ、豪華とはいっても、今をときめく視聴率の取れる俳優さんというわけではないですガー。もし、視聴率を意識するなら、「救命病棟24時」の、江口洋介さん・松嶋菜々子さん・石黒賢さんの方が勝っていますミャ★。しかし、「救命病棟24時」の方が勝つだろうと分かっていて、敢えて、gttが「向田邦子 新春スペシャルドラマ 冬の運動会」をブログするのは、実は、このドラマは、日本テレビの11年ぶりの3時間ドラマなのですガー。そういう特別な理由があるので(他にも理由はありますが、それは、読んでいただければ分ると思います)、「救命病棟24時」よりも、このドラマを優先して、ブログにすることに決めたのですガー。

 それでは、今日は、いつもとは違って、かなり、シリアスで長い話になってしまいますガー。ストーリーがやや難しいかもしれませんが、ぜひぜひ、最期まで読んでいただきたいです(懇願)。
 
 この新春3時間スペシャルドラマ「冬の運動会」は、亡き向田邦子さんが、昭和50年代、ホームコメディの旗手として脚光を浴びた頃、大人がじっくりと見ることのできるシリアスなドラマとして書き下ろした不朽の名作なのですミャ。
 
 登場するのは、祖父・父・息子の3世代の男たち、祖父の北沢健吉(植木等)、父・遼介(國村隼)、主人公で息子の菊男(岡田准一)。3人は、どのように家族と関わったらいいのかと思い悩み、互いに確執を抱えながら、それぞれが自宅とは違う場所に擬似家族を持つようになるのですガー。疑似家族といえば、宮部みゆきさんの、RPGを思い出してしまいますミャ。
b0067213_1591661.jpg さて、30歳以上も年が離れた女との半同棲の生活を楽しむ健吉、親友の未亡人とその息子の面倒をみる遼介、子供のいない中年夫婦の家に入り浸る菊男。そして、この秘密が明らかになった時、女たちを含めた家族の形は大きく揺らぐのですガー。果たして、男たちは、それぞれの葛藤の中で、お互いを理解し、許容し合えるようになれるのか? というのが、この作品のテーマなのですミャ。
 血の繋がっている相手と諍いが絶えないのなら、せめて少しの間だけでも別の家族を持って穏やかな時を過ごしたい…ストレスと緊張に囲まれた現代人のそんな夢を、向田邦子さんは25年以上も前のドラマの中で描いているのですガー。25年前の作品といえど、テーマは決して古くはありませんガー。むしろ、現代社会に生きる人々の深層心理を25年も前に描いているところに、gttは感歎せざるをえませんガー。
 
 それでは、gttが取材した範囲で、ストーリーをまとめてみますミャ★。
 
 大学4年の北沢菊男(岡田准一君)と商社マンの父・遼介(國村隼さん)の心の溝は、菊男の就職活動の時期になっても埋まらなかった。その原因となったのは、菊男が高校時代に出来心からやってしまった本の万引きだったのですガー。遼介は、我が家の恥だと菊男を責め(この辺りが時代の古さを感じさせるものの、現代の社会にもあてはまる本質的なことなのですガー)、就職の社長面談に同席した際も、万引きの一件を持ち出してしまうのですミャ。菊男は、その就職口が遼介の口利きだったこともあり、思わず席を立って部屋を飛び出してしまうのですガー。菊男が逃げ込んだ先は、まるで妾宅のように通っている一軒の靴屋なのですミャ。

 『津田靴店』は、子供がいない中年夫婦、津田宅次(井川比佐志さん)光子(柴田理恵さん)が細々と営んでいる家だった。1ヶ月程前から入り浸るようになったこの店で、菊男は自分の家とは違い、何かとっても素直に振る舞うことができるのですガー。そんな菊男を宅次と光子は可愛がり、菊男もそれに甘えているという状況ですミャ。菊男は、遼介、専業主婦の母・あや子(樋口可南子さん)、元裁判官で現在大学教授をしている祖父・健吉(植木等さん)の四人家族。宅次の家には、味も素っ気もない自宅とは違う温かさと心優しさが満ち溢れていた。

 だが、別の居場所を作っているのは、実は菊男だけではなかったのですガー。この辺りがこのドラマの、人間の心理に鋭くせまった設定なのですミャ。安っぽいラブストーリードラマとは一線を画していますガー。謹厳実直のはずの健吉は江口加代(寺島しのぶさん)という愛人を囲い、遼介も死んだ親友の妻・船久保初江(キムラ緑子)の面倒を見ているのですガー。そして、二人ともそれぞれの家では、自宅とは全く別人のような穏やかな表情を見せていたのですガー。
b0067213_211471.jpg やはり、向田邦子さんの作品は、トレンディ的なドラマにはならないけれども、「家族」というものの在り方を、鋭く描いていると思うのですガー。

 ある日、宅次の家にいた菊男は、お客でやってきたキャバクラ嬢の竹森日出子(長谷川京子)と仲良くなった(ハセキョーの役割にぴったりですミャ★)。でも、キャバクラ嬢をしているのには、それなりの理由がああるのですガー。母を10年前に亡くした日出子は、故郷にいる無職の父と、妹、弟を助けるため水商売の世界に入ったのですミャ。この時点で、菊男は、万引きという人生の汚点までさらけ出すほど、すっかり日出子に惹かれてしまうのですガー。ここから先の愛の在り方も、現代のドラマよりも、より、深く、鋭く、描かれているのですガー。

 数日後、菊男は、宅次らを騙して入り浸るべきではないと言った日出子を、居心地が最悪と信じる自分の家に連れて来た。その日は、遼介の暴走阻止をもくろむあや子がお膳立てした初江の再婚見合いで、家には誰もいないのだ。ところが、菊男が日出子を自分の部屋に案内して程なく、遼介、あや子が、初江とその息子・公一(佐藤隆太)を連れて戻ってきた。タイミングを見計らい、菊男は、日出子を家から連れ出そうとするが、折悪しく帰宅した健吉とバッタリ会ってしまうのですガー。そこに遼介やあや子もやってきて、菊男は万事休すの状態に…。しかし、菊男の状況を察した健吉は、とっさに日出子を自分の大学の学生だ、と遼介らに紹介してしまうのですミャ。菊男は何とか窮地を脱したのですガー。

 まもなく、菊男の部屋で『津田靴店』のチラシを見つけたあや子が店にやってくるのですガー。あや子は、店先から見える茶の間でくつろぐ菊男を発見、さらにそこに日出子が現れたことから、菊男の秘密がいっぺんでバレてしまうのですガー。菊男大ピンチですガーーーーーーー!!!!。あや子から連絡を受けた遼介は、菊男と関わらないで欲しい、との意味を含ませて宅次夫婦に謝罪、さらに日出子には100万円もの手切れ金を渡すのですミャ。

 そんな中、菊男は健吉に頼まれて一緒に外出。その行き先が愛人の家だと気付いた。健吉は、激しい頭痛を訴える加代から連絡を受け、慌てて駆けつけたのだ。さっそく布団を敷いて加代を寝かしつけ、家事を始める健吉。そこには家では決して見ることが出来ない祖父の姿があった。このように、同じ家族でも、家族の知らない顔というものはあるものですガー。例えば、gttも、両親が知らない顔をもっているし、両親も、gttが知らない顔をもっているはずなのですガー。家族だから、お互いがすべてを理解しているわけではないという本質を、向田邦子さんは、冷静な目で描いているのですガー。さて、ストーリーにもどりますミャ★。

 その夜、菊男は、健吉が呼んだ日出子と一緒に加代を看病した。部屋にあった品々から、加代の健吉への愛を感じ取った日出子は、一人の女の幸せに気付き心を打たれるのですガー。菊男は、100万円はすぐにでも返すという日出子に、「一緒に返さないか」と告げた。「子供ね」といいながら涙を浮かべて菊男にしがみつく日出子。菊男はそんな日出子をしっかりと抱きしめるのですガー。この辺りが現代ドラマでは描くことの出来ない、人間ドラマなのですミャ★ たしかに、視聴率はとれないかもしれませんが、人間の「心」「愛」といったものの、根源的な姿がそこには現れているのですガー。

 といった感じでドラマはすすんでいくのですガー。現代のトレンディードラマとは大きく違っている、人間の心のドラマ、「家族」とは何か??? この機会にぜひ、見ていただきたいと思うのですガー。
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by gtt1469 | 2004-12-30 02:04 | 新ドラマ情報